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声優・役者な葛城七穂の   ゆらゆら生活あれやこれや
by n-katsuragi
お茶の時間
2005年 10月 24日 |
お茶のお稽古へ行く。
そもそもは私の通う美容院の先生(女性)、Iさんの
「知り合いのお茶の先生に特別にお稽古つけてもらうの。それこそお辞儀の仕方からのんびりとね」
という話に
「私も!」
と乗った形なのである。

本来のお稽古日とは別に、生徒二人だけの特別稽古。
3~4週間に1回というアバウトな設定。
かれこれ1年以上、2年弱?程続いているが、のんびり稽古な為、なかなか覚えの悪い私達。
気付くと袱紗捌きなど基本的な部分の間違いを今ごろ発見したりする。

Iさんは全くの初心者。
私もほぼ初心者。
その昔、宝塚音楽学校時代、授業で週1回お茶の授業があったことはあった。(あれ?隔週だったかな?月1回?もう忘却の彼方…)
それだけ。
これも、1クラス20名ちかくが一度に習う。
しかも日ごろ、唄だ、ダンスだ、日舞だ、お掃除だ(!)と身体を動かす事ばかりの日常に突然訪れるまったりした時間。
当然休憩タイムと化す。
当時習った事は、ほとんど身についていなかったのが現状。

ちょっと話は脱線するけれど、その頃の宝塚音楽学校って、今は亡き(T0T)宝塚ファミリーランドの敷地の中にあった。
そのファミリーランド内にお茶室がある。
お茶の授業はそのお茶室に移動して行われた。
懐かしいねぇ…
本当にホッと一息つく時間だった。
生活に余裕があれば、あれほど有意義で贅沢な事はないんだろうな。
残念ながら、その頃の状況はそれどころじゃなかったけれどね。


そして。
改めて始める茶道。
知っていて損は無いと思うし、むしろ知っていたい日本の文化、礼儀作法。
生けられる花や、釜の形、茶杓の名など季節を感じるものが沢山ある。
けれどいざとなるとなかなか足を踏み入れる機会がない。
こうして軽いタッチで触れられる機会を与えて下さった事に感謝。