声優・役者な葛城七穂の   ゆらゆら生活あれやこれや
by n-katsuragi
星組公演「さくら」「シークレット・ハンター」 @宝塚大劇場
2007年 04月 28日 |
実はバウホール公演千秋楽の翌日に、宝塚大劇場の星組公演を観たのだ。

雪組時代に一緒だったとうこ(安蘭けい)のトップお披露目であり、93期生の初舞台公演でもある。
演目は

宝塚舞踊詩
『さくら』-妖しいまでに美しいおまえ-
作・演出/谷正純

ミュージカル
『シークレット・ハンター』-この世で、俺に盗めぬものはない-
作・演出/児玉明子

詳細は → 宝塚歌劇団HP


もう10年以上ぶり位の宝塚大劇場での宝塚観劇。
しかも表のゲートから入って、休憩も表の喫茶店で時間をつぶし、
終演後も正規のルート(^^;)を通って帰る。
そんなの何年ぶりなんだろう…。
いつも楽屋から入って、横の扉から客席へ、休憩も楽屋に行く事が多かったからなぁ。

とうこが取ってくれたチケットは前方のセンター。
あんな良いお席で大劇場を観るのはもうないかも…と思いつつ、ありがたく観劇。
ありがたや、ありがたや。

まず。
初舞台生の口上。
緑の袴の初舞台生がずらりと並ぶ。
はちきれんばかりの初々しさ。
知っている子は誰もいないのに、胸が詰まる。
日替わりで3人ずつ、口上を述べる。
客席のどこかで、彼女らの親御さん達も目頭をぬぐっているのだろうか。

そして「さくら」
宝塚はこうでなくっちゃ、と言わんばかりの絢爛豪華さ。
タカラジェンヌの憧れ、若衆姿。
つべこべ理屈はいらないのだ。
キレイ。
それだけでいい。

「心中・恋の大和路」の演出も谷先生。
ずばり、こちらの稽古とこの星組さんの稽古がどっかぶりだった。
先生、これを創りながらうちの稽古もしてたのね…。

2幕目「シークレット・ハンター」
作・演出の児玉先生は私の在団中に入ってきた可愛い若い女の子だったのに…。
もう大劇場の作品を作っているのね…。

とうこは昔から上手い人だった。
こうしてトップとして真ん中に立っていても綺麗だし、安心して観ていられる。
頑張れ、とうこ!

宝塚の黒塗りも宝塚の美しさを引き出すアイテムのひとつなんだよね。
いいよね、南の島に行きたくなってしまった。

休憩中に一緒に観劇していた母が
「あんたの初舞台は2階や3階の後ろで観たわ~」
と懐かしむように言った。
「そんな後ろで観てたの?」
と聞くと
「初舞台生の親が前で観られるわけないじゃな~い」
と笑っていた。
そんな事すっかり忘れていた。
実際、初舞台生に回ってくるチケットなど、良い席が回ってくるはずもない。

「あれ?口上の日も?」
と聞いて、思い出した。
私らの期は口上がなかったのだ。
全員ピンクの着物、おかっぱ頭でずらりと並んだ前に、組長さんが代表して口上を述べて下さっていたのだ。
最後に「頑張りましょうね」と言われ、
全員で「はいっ!」
これだけだった…。

懐かしいね。


そんなこんなの宝塚観劇。
宝塚の街も稽古場もバウホールも大劇場も、そして懐かしい人々にも沢山会えたこの1ヶ月。
こんな時があってもいいよね。
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by n-katsuragi | 2007-04-28 01:11 | 芝居だよ