声優・役者な葛城七穂の   ゆらゆら生活あれやこれや
by n-katsuragi
電話セールス
2007年 11月 01日 |
夕刻、家の電話がなる。

「もしもし」
「あ、○○(苗字)さまのお宅でしょうか?」
「はい」
「○○(名前)さまはいらっしゃいますでしょうか?」
「はい。私ですが」
「○○さまご本人さまですか。私、○○カードの○○と申しますが…」
「はあ…」
「このたび、○○カードのサービスで……」

自分の持っているカード会社からの電話。
気になるので、そのまま何の話か、とりあえず聞いてみる。
どうやら、新サービスの紹介である。
が、しかし。
声の若い彼は、こちらに言葉を挟ませないほど切れ目なく喋り続けるのだが、どう聞いてもマニュアル原稿を目の前に置いて、ただそれを読んでいるだけだ。

私がこーゆー仕事をしているから余計に気付いてしまうのか、いや、多分どんな一般の人でもそれに気付くだろう。
電話の受け手は、彼の朗読に付き合わされるのだ。

彼がとうとうと朗読し続ける最中、私は思わず笑ってしまった。
もういいだろう。

「あの、そんな風に書いてあるものをただ読んで聞かすというのも、どうかと思いますよ」
「え?いやあの、このサービスが…」
「ですから、自分の言葉で喋らないと、聞いている側に伝わりませんよ。もう少し考えた方がいいんじゃないですか?」
「あの…」
「とにかく、今日のところは結構です」
「…はあ、そうですか…」
「頑張って下さい」

明らかに不服そうな声で電話を切った彼。
私が言わんとした事は、彼に伝わっただろうか。



まあ、こんな事する自分も、だいぶオバさん化してるな~と思うんだけどね。
[PR]